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zoom RSS [書評] アルジャーノンに花束を

<<   作成日時 : 2011/05/15 19:07   >>

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最近Twitterやらブログやらで、いわゆる「暇時間」とよばれる空いた時間はそれらに費やされ、気づけば最近本をまったく読んでいなかった。「最近本を読んでいないな〜」とは感じていたけれど、ここらでTwitterもブログも見る・読むのをやめて本を読むことにした。それで久々に手にしたのがアルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)である。「今更」感があるけれど、恥ずかしながらまだ一度も読んだことがなかった。(というか、本来学生時代に読んでおくべき文学的な本は未だに殆ど手つかずだったりするが。。。)

で、この際なので書評も書くことにした。「書物」を「評価」できるほど知性に溢れているわけではないし、見識があるわけではないので単なる感想文に(ひょっとしたらできの悪い作文に)なるかもしれないが。。。

やっぱり本はいい。良書を読んでいる時の「満たされている」感じは美味しい物を食している時に似ている。人には3大欲というものがあるけれど、それに加え知性を満たそうとする欲が本質的にあると思う。

アルジャーノンに花束を は「SF小説」のようであるが「ファンタジー・アンド・サイエンスフィクション」になるらしい。確かに、科学的な描写は殆ど(というより全く)ないのでそのようなカテゴライズが適当なのかもしれない。

精神遅滞者である主人公、チャーリー・ゴードンは大学の研究の一環として人工的に知能指数を向上させる手術をうけ、その大学の教授をも凌ぐ天才へと変貌する。しかし、「知る」ということは必ずしも幸福ではない。たとえ不愉快な事であろうと受け入れざるを得ないこともあるのだ。そして天才であるが故の苦悩。彼には周りに人々は対等に話をする価値もない知性の足りない幼児のような存在に見えてしまうのだ。また、人々もそのようなゴードンの態度を読み取り、彼から離れていってしまう。そして諍いも増え、結果ひとりぼっちになってしまう。
しかし、この手術(理論?)には欠陥があり脳は再び退行する。人を人たらしめるのはなにか?尊厳とは?幸福とはどういうものなのか?主人公が徐々に"子供"に還る課程で色々考えさせられる作品である。

この作品は今更紹介するまでもない名作で間違いなくオススメできる作品である。しかし、出来れば若いうち(理想は中学生くらい?)に読む事ができればより心に残る作品であると思う。人の尊厳とは何か?不幸と幸せの境界はなにか?どうやって決めるのか?そのように思い悩むのは若い時代であるべきなのだ。





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